子宮内膜症の薬物療法を知ろう

子宮内膜症は「手術療法」と「薬物療法」の2通りがあります。さらに薬物療法には主に3通りの方法があります。ここではピルを用いた薬物療法を含め、3通りのパターンを紹介したいと思います。

低用量ピルを用いた方法

低用量ピルを飲むことで月経痛や月経の際の出血を軽くすることが出来ます。月経量が減るため、子宮内膜症の進行を防ぐ効果があります。ただしすでに出来てしまっているチョコレートのう腫を小さくする効果はありません。また飲み続けることの副作用として、吐き気や不正出血などの症状が現れる場合があります。低用量ピルは特に制限なく飲み続けることができるので、月経痛が重い人やコンドームなどではなく、より確実に避妊をしたいという方も飲んでいます。

黄体ホルモン療法

黄体ホルモン療法は女性ホルモンの一種である黄体ホルモンを飲むことで、子宮内膜症の病変を小さくしていく療法です。卵巣から出る女性ホルモンを抑える働きがあります。これにより月経はほとんど来なくなります。副作用として月経終わりのような不正出血がダラダラと出る事があります。しかし黄体ホルモン療法は、使用期間の制限はなく、低用量ピルとは違い病変を小さくすることが出来ます。

偽閉経療法

この方法は上の2つと違い、期間が限られています。偽閉経療法とはその名の通り、女性ホルモンの働きを抑え、閉経の状態を作ることです。月経がなくなるため、子宮内膜症の進行を防ぎ、症状を改善します。ただこの方法は副作用として更年期障害や骨密度が下がったりします。その為、使用制限は半年と決められています。これを用いるケースとしては、本当の閉経まで子宮内膜症を抑える為、もしくは手術前にある程度子宮内膜症を小さくする為に使われます。

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