子宮内膜症になってしまったら…

子宮内膜症になってしまったら、治療が必要になります。子宮内膜症は月経の度に症状が重くなっていくからです。残念ながら一度なってしまったら完治は難しく、閉経まで向き合い続けていかなければならない病気です。その治療法には薬物療法と手術療法があります。

薬物療法

薬物療法には対処療法と内分泌療法の2種類があります。対処療法は子宮内膜症の痛みを鎮痛剤によっておさえる方法です。これは痛みがひどくなる前に飲むのがコツで、痛くなりきってからは効きづらいそうです。
内分泌療法は「GnRHアナログ療法」と「ダナゾール療法」と「偽妊娠療法」があります。「GnRHアナログ療法」は、脳の中にある排卵を促すホルモン中枢に働きかけて、一時的に女性ホルモンの分泌を少なくするホルモン療法です。この治療を行っている間は生理が止まります。ただし多少の副作用もあるため、最長でも半年の投与となっています。
「ダナゾール療法」は、男性ホルモンを用いて行う療法です。
「偽妊娠療法」はピルなどを使い、体を偽妊娠状態にすることで子宮内膜症の症状を軽減する療法です。

手術療法

手術療法にも3通りの方法があります。「保存手術」と「卵巣機能温存手術」と「根治手術」です。
「保存手術」は、全身麻酔をかけて腹腔鏡手術により、卵巣や子宮は残して病巣のみを摘出する手術です。
「卵巣機能温存手術」は、病巣が広がっていない卵巣を残して子宮を全摘出する手術です。
「根治手術」は、子宮も卵巣も全摘出する手術です。症状が重い場合、この手術となります。

copyright(c) 子宮内膜症について- All rights reserved.